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『ジョーカー』本当の悪は笑顔の中にある【ネタバレあらすじ感想】

ジョーカー

公開前からいい意味でも悪い意味でも話題の『ジョーカー』。

『ジョーカー』では、ジョーカーという存在が生まれるまでの過程が描かれているが、その道はとても生きた心地のしないような険しい道のように感じた。

また、「本当の悪は笑顔の中にある」というキャッチコピーがあるが、この言葉はジョーカーという悪の存在だけでなく、全ての人間に共通するものだと思う。

そんな人間のいい面と悪い面の2つの顔をみられる映画『ジョーカー』について、ネタバレを含めた感想を述べていく。

この映画は1人の人生の物語(ドラマ)なので、ホラー映画のように気構え無くて大丈夫です。洋画がすきな方はもちろんのこと、人生系の映画がすきな方はハマる面白さです。気になるかは是非見られることをおすすめします。

映画『ジョーカー』ネタバレあらすじ

舞台は、ゴッサムシティ。貧富の差が激しく、ストライキは当たり前、道路にはごみが散乱しているほどの治安の悪い街だ。

主人公アーサー・フレック(後のジョーカー)はコメディアンを目指しているが、家は貧しく、精神病(幻覚や笑いが止まらなくなる発作)もあり、上手くいっていない。アパートで母と2人で暮らしており、生活のためにピエロのバイトをしている。

そんなある日の仕事中に不良に襲われ持っていた看板を破壊され、殴る蹴るの暴行を受ける。しかし、バイト先の会社は彼に責任を押し付け、突き放す。

不良に襲われたことをきっかけに同僚から護身のための銃を渡される。

それからの仕事で銃を持ち歩くようにしていたアーサーだが、子供の病院でピエロの仕事をしている際、銃を所持していることがバレてピエロのバイトを解雇される。

その帰りの電車で、女性にポテトを投げ付けて笑っている男性3人組につられて、発作の笑いが止まらなくなる。それに苛立ちを覚えた男性たちがアーサーに暴行を加える。アーサーは死の恐怖か、自己防衛のためか、護身用に持ち歩いた銃をつかい男性を発砲。そして男性全員はお亡くなりになる。

翌日、ピエロの格好をした何者かが地下鉄で3人の男性を殺害したとニュースが流れた。3人はエリートサラリーマンの富裕層であったことで、富裕層に不満を持つ中下級の者たちが、ピエロの事件に便乗してピエロのお面を被ったりしてデモを起こし始めた。

その事件の犯人であるアーサーは、今までの理不尽な世界よりも、誰かに求められる、優しくしてくれる状況を求め、少しずつ、ジョーカーへ変貌していく。

そんな、社会の理不尽、人間の理不尽と葛藤してきた、1人の男の物語。

それが、JOKER。

『ジョーカー』のテーマは人間の狂気という喜劇だった

初めは、「ジョーカー」のテーマは人間の狂気のように感じた。

でも、違う。これはコメディなんだ。現実の世界を色濃く表している、コメディ。嘘だけど、本当の映画。それが「ジョーカー」なんだと。

それを表しているのが、ジョーカーが生まれるまでの過程です。

主人公アーサーがジョーカーになるまでの過程の道のりはとても険しかった。なぜなら、普通の人だと問題ではないことが、彼には多くの障壁を生んでいたから。

精神に病をかかえるアーサーは発作で笑いが止まらなることが度々あった。

笑うタイミングも、笑えないところで笑ったり、いきなり笑ってしまったりと、多くの人と違い変なところで笑うものだから、周囲の冷たい視線を浴びながらの生活になる。

そのため、まともな職につけておらず、ピエロのアルバイトをして生活費を稼いでいるのだ。

アルバイト先では、同僚や会社から煙たがられ、とても生きた心地のしない環境。さらには、バイト中に不良に暴行を受けるし、それによる看板の破損の罪を着せられる。

父親はおらず、唯一の心の支えであった母親も、過去にアーサーに対する虐待をしていた事実がわかる。

こうした、恵まれない環境で育った背景と、それを受け入れない社会の現実。

それが彼をジョーカーへ変えてしまったんだよね。

でも、そんな彼がジョーカーになる前の望みは、自分を必要としてくれる、優しい言葉をかけてくれる、認めてほしいと言った、普通のことをしてほしかっただけなのに。

まさに、人間(社会)の狂気と、人間(ジョーカー)の狂気。

社会の狂いが、金も力のない1人の人間を狂わす。

本来は、ここで1人の人間が狂うだけで社会の陰に追いやられていたのだが、日の目を浴びなかったアーサーはコメディアンのジョーカーとして表舞台に現れた。

狂気を喜劇に変えてね。

『ジョーカー』の感想

特に予備知識を持たずに、ノリと勢いで映画館へ行き、観てきたが、大丈夫でした。

この後にバットマンのダークナイトシリーズ3部を見るのがいいのかもしれません。

今回の映画では、悪役の印象が強いJOKERがどのようにして、生まれたかが描かれています。

そして、ジョーカーにとっての敵である社会の不条理と戦うわけです。

なので、ある意味ヒーロー映画と言っていいですね。

だから、ヒーロー映画とか好きな方はハマる面白さがあります。

それに、ホアキンの演じるジョーカーはめっちゃかっこよかったです。

まさに、悪のヒーローのようでした。

ジョーカーと言ったら、悪役で暗いイメージがあり、ホラー映画のような怖さがあるのでは?と思う方がいると思いますが、その点は大丈夫です。

たまに音がどでかくなるシーンがあったりするものの、ホラー映画のような霊的、恐怖のような怖さはありません。アクション映画や人生ほのぼの系映画をみる感じで劇場へ行っちゃって大丈夫です。

ただ、社会の理不尽や、圧力、貧富の差が色濃く描かれているので、そういった類のものが苦手な方には向かないかもしれません。

総合的には、

★★★★★(5.0/5.0)

です。

俳優の演技は最高によかったですし、音楽や映像はすごいよい。

ジョーカー誕生までのストーリーもよかった。

特に、文句ないです。

2019年10月4日に公開が始まったばかりなので、興味ある方は是非劇場へGO!

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