先日映画館で観てきた「天気の子」が頭から離れません。
どうしてくれるんですか、新海監督!!!
このどこへぶつけたらいいかわからない気持ちは、ブログにぶつけることにしました。
本記事では抑えきれない「天気の子」の見どころを紹介します。
まだ見れていない方は今からでも全然間に合います。
気にはなるけど、お金がない。時間がない。なんて言い訳していないで、
とりあえず、劇場へ足を運んでください。
私は先に劇場へ行って待っています。
目次
『天気の子』とは?
日本中を沸かせ、国内興行収入250億円を超えた大ヒット作「君の名は。」から早3年。
「君の名は。」という爆発的な大ヒットを生み出しした監督・新海誠が作った最新作が「天気の子」です。
主題歌「愛にできることはまだあるかい」を始め、劇中全ての音楽を担当するのはRADWIMPSです。
新海監督の前作「君の名は。」では「前前前世」を代表に多くの名曲を生み出していたのがRADWIMPSです。
もうね、RADWIMPSが作り出す曲と新海監督の映画が最高に合う!!
そんな、新海監督×RADWIMPSの2作目が「天気の子」です。
『天気の子』の物語とは
新作『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」するストーリー。
東京にやってきた家出少年・帆高が出会った、不思議な力を持つ少女・陽菜。
ふたりの恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界へのメッセージとして描かれる。
世間的には本作のことを「エヴァンゲリオン」のような「セカイ系」だと言われています。
セカイ系とは主人公たちの行為や危機感がそのまま「世界の危機感」とシンクロして描かれることと言われています。
天気の子の予告編動画で、「あの夏の日、あの空の上で僕たちは世界の形を変えてしまったんだ」というセリフがあることからも、「セカイ系」の映画であることがわかります。
また、公開11日間で観客動員数300万人、興行収入40億円を突破したそうです。
私が観た際も映画館が満員でした。
人がもうぱんっぱんに詰まってるから。
まじで。気負付けて。
『天気の子』見どころ
ファンタジーの中で社会の問題を提起している
天気の子は、異常気象で雨続きの東京を舞台にし、天気を雨から晴れにできる陽菜(ひな)という人物が物語の鍵を握るというファンタジー(幻想)映画です。
これだけ聞くと、ただのファンタジー映画と思われるかもしれませんが、新海誠監督が「賛否が巻き起こるチャレンジ」を施したと語っています。
この理由は観客とのコミュニケーションを図りたかったと「シネマトゥデイのインタビュー記事」で語っています。
コミュニケーションといっていますが、新海監督の本心では、映画というツールを使い社会に問題提起をしたかったのではないかと思います。
新海監督が提起する問題は、人によってはどうでもいいことだったり、深刻な問題だと思うかもしれません。
その問題に対し、それぞれの考えを持つことで、映画を見終わった後に、共感や批判といった様々な感情でます。
そのような感情とのコミュニケーションを図ったのではないかと勝手に思っています。
キャラクターの心情が細かく表現されている
新海監督の作品は人の心情を描くのがとても上手いです。
登場人物の心情が事細かくわかることにより、見ている側の観客が各キャラクター達に感情移入をしやすいのです。
今作「天気の子」も同様に、主人公帆高(ほたか)、ヒロイン陽菜(ひな)のような主要キャラはもちろん、この2人以外のキャラクター達の心情も非常にうまく表現されています。
例えば、東京の新宿を歩いている人がボソッと言う「はあ。また今日も雨か」のような一瞬しか出てこないキャラクターの一言です。
このようなモブキャラクターの言葉一つ一つもこだわりぬいているからこそ、見ていて飽きなく、そのキャラクターに自然に感情移入してしまうのです。
新海マジックとでもいいましょうか。
観客は、このトリックを見破れるか!!ってCM作れそうですね。
新海先生の作品は最高です。
最高の絵と最高の音楽
新海監督の描く現実は、絵だけれど絵ではないようななにかを感じるものです。
「天気の子」は東京の新宿が舞台なのですが、新宿で撮影しているの??ってくらい、映画の中が新宿。
実際の新宿も新宿だけど、映画の中の新宿も新宿。
意味の分からない言葉になってしまったけど、それくらい綺麗で繊細で、本物の絵。
そんな最高の絵に最高の音楽がプラスされます。
最高の音楽を手掛けているのはRADWIMPSさんです。
代表曲として、新海監督の映画「君の名は。」で主題歌となった、「前前前世」が挙げられます。
未だに、お店で流れたりする大人気曲ですね。
本記事冒頭でも紹介しましたが、RADWIMPSさんは「天気の子」の音楽を全曲手掛けているんですって。
主題歌の「愛にできることはまだあるかい」の歌詞には劇中のキャラクターの心情が現れていまて、注目ポイントです!!
やばいよね!?やばいよね!?ヤバタクスゼイアンだよね!?
パンドラの箱はもう、開けちゃっているんだよね!!
って感じですね。
最高。
そんな、最高な絵+最高の音楽=最高の映画ってことです。
是非、劇場へ足をお運びください。
私は、劇場で待っています。
観た後にまた見たくなってしまう中毒性
映画を見終わった後に、もう一度この予告編動画を見てください。
記憶がよみがえり、また、見たくなってしまう。
特に、私は以下のセリフを見ただけで、帆高(ほたか)の声が頭に蘇ってきます。
これは僕と彼女だけが知っている世界の秘密についての物語だ
思わず強く願いながら彼女は鳥居をくぐった。
でも夢じゃないんだ。
あの景色、あの日見たことは全部夢だったんじゃないかと今では思う。
あの夏の日、あの空の上で僕たちは世界の形を変えてしまったんだ。
予告編動画だけでも最高だね。
予告編を何回も見直してしまうほどの、恐ろしき中毒性。
『天気の子』の見どころをまとめると
- ファンタジーの中で社会問題を提起している
- キャラクターの心情が細かく表現されている
- 最高の絵と最高の音楽
- また見たくなる中毒性がある
夏はポケモンだとか、夏と言ったらサマーウォーズとかいう文化が浸透していますが、来年からは、夏といったら「天気の子」といっていいくらいの最高の映画です。
一度見ただけでは興奮が収まらない映画「天気の子」
興奮が収まるまで何回でも見に行こう
本記事で紹介した「天気の子」の見どころを見た後でも、見る前でも、是非劇場へ!!