キセキというと根拠のない、こじつけのようなものに聞こえる。
でも、それでいい。
それがキセキなんだと。
確証は無いかもしれないけれど、なにかのキッカケがキセキにつながったのだと。
それでは、『ディズニーキセキの神様が教えてくれたこと』を読んで、印象に残った伝えたいことと、感想をお伝えします。
- ディズニーが好き
- ディズニーのキセキの神様について知りたい
- 本書の感想を知りたい
ディズニーキセキの神様が教えてくれたこと
ディズニーのキセキの神様が教えてくれたことは、幻のようで、キセキとしか思えないような内容でした。
ただ、一歩引いて考えてみると、共通していることがあります。
それは、「行動」です。
自己啓発系の本やビジネス本でよく目にする言葉である「行動」。
ディズニーのキセキの神様が教えてくれたことは、この「行動」についてでした。
その中でも2つ紹介します。
キッカケが夢に変わる
「第1話 約束のパレード」で、ディズニーのダンサーを夢見る少女とダンサーを辞めようと悩む女性の2人がファンレターを交えることで、キセキが起こります。
このキセキは、彼女らと離ればれになっていた家族との心の距離が縮み、家族の愛が深まるといった話です。
ウォルト・ディズニーもこんな言葉を残しています。
『大切なのは家族。家族を1つにすることが私達の願いだ。』
ディズニーと言う場所を通すことで、家族を1つにしたいというウォルトの言葉。
日本では都市伝説的に、初めてのデートでディズニーへ行くと別れる等ささやかれていますが、それはあくまでも噂に過ぎないということですね。
なにせ、ディズニーを作った人の理念が「家族を1つにする」ことですから。
ディズニーへデートをしたことで別れるなんて言うカップルは、そもそもが別れるような奴らだったんですよ。(多分)
話が少しそれましたが、ウォルトが言うように、ディズニーは家族を1つにできる場所。
そこで、少女とダンサーの女性がファンレターを通して、間接的にですが出会ったといのはまさにキセキでしょう。
ただ、そのキセキをきっかけに彼女らの心境の変化や、状況の変化など、いろいろな変化を乗り越え、行動しています。
自分の心に従った、何らかの行動があるのです。
そして、その行動がやがて実を結ぶ。
本書で紹介されている事例としては、結果的にそれが家族を1つにするに至ったというわけです。
最初の出会いはまさしくキセキですが、その後の行動はキセキではないと思います。
行動あっての結果ですからね。
これらのことをまとめると、ディズニーの環境や場所はキセキが起こるキッカケの場の1つだということです。
ここで出会うキッカケから行動するかしないかで、きっかけがキセキになるかきっかけのままで終わるか。
そう言っているんだと思います。
ゲストには「ノー」と言わない
ゲストにはどんな時も「ノー」と言うな。ゲストが困っていたり楽しみにしていることならなおさらだ。
ディズニーキセキの神様が教えてくれたこと p174より
このように、ゲストに対して「ノー」と言うなという言葉が頭に残りました。
ディズニーという大人気テーマパークであり、偉大な存在として認知される根源はこうゆう考えなんだろうなと感じます。
ただ、「ノー」と言わないは必ずしも「イエス」というわけではないと思います。
いくらサービス業とはいえ、無理難題を言われたら断るでしょうね。
その際にも「ノー」と一言で片付けるのではなく、無理な理由を丁寧に説明するのでしょう。
こうした、細かなサービスがキセキを生み出すのではないかと思いました。
どんな時でも「ノー」という一言で終わらせないことで、話の中にも新たな切り口が生まれてきそうです。
こうしたことが、キセキにつながるキッカケを生み出すのでしょう。
話が変わりますが「イエスマン “YES”は人生のパスワード」というアメリカのコメディ映画があるのですが、ディズニーのこの精神は、それとだいたい一緒に感じます。
イエスと言うことと、ノーと言わないことは同じようで少し違いますが、ノーと言わないだけでも周りを笑顔にする力があるかのように思えます。
これが、ディズニーのキセキ。
ディズニーの力なのでしょうか。
映画では、いつもNOと言っていた主人公は周りの人が喜んでいてもつまらなそうにしていました。
あるときイエスと言えば人生が変わると公演を聞いてから、頼まれごとに全てイエスと答えるようにします。
それから人生が一転し、笑顔溢れる生活に変貌します
ディズニーキセキの神様が教えてくれたことの感想
ディズニーキセキの神様が教えてくれたことを読んで、ディズニーが起こすキセキについて少し知れた気がします。
思えば、私自身もディズニーシーと1歳違いなだけで、ほぼ同い年。
毎年一回はディズニーへ通うようになっています。
これは、ディズニーに育てられたといってもいいのですかね。
また、ディズニーシーが年々進化しているとともに、私自身の成長も感じます。
大学では、ディズニーの年間パスポートを買う猛者と仲良くなったり、ディズニが近いからという理由で、ディズニー周辺の大学へ入学し、そこで一人暮らしをしている人もいます。
この人たちの出会いは大学かもしれませんが、間接的にはディズニーを挟んでいるといっても過言ではありません。
そういった出会いもディズニーの、キセキの神様がいたからなのでしょうか。
本書に出てくる数人のキセキを体感している人たち。
取り上げられているのは少ないですが、実際にディズニーに影響され、キセキを体感している人はどれくらいいるのでしょうか。
夢と魔法の国。
ディズニーリゾートはまだまだ奥が深いです。
ディズニーの神様シリーズの感想記事紹介
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※本ページの情報は2021年2月時点のものですので、最新の配信状況はAmazon公式サイト内でご確認ください。