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大反響を呼んでいる映画『ジョーカー』。
映画内でひときわ目立つ高さのある長い階段。
印象に残った方も多いのではないでしょうか。
今回は、ジョーカーで重要な意味を持つであろう階段についての考察をしていきます。
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階段は心境の変化表現している
ジョーカーになる前のアーサーはボロボロのアパートで母と2人で暮らしており、決して裕福とはいえない環境でした。定期的にカウンセリングを受け、7種類もの薬を飲み、ピエロのバイトをやり、コメディアンという夢に向かって頑張っていました。
社会の理不尽の荒波がどんなに強くても、まっとうな一人の人間として頑張って生きている。
それを表しているのが、長く角度のキツイ階段を重い足取りですが、登るシーンです。
それから時間が経ち、彼がジョーカーになると、すごく楽しそうに軽やかに階段を下ります。
これが意味しているのは、社会の理不尽に耐えられなくなり、吹っ切れて、堕落するということなのではないでしょうか。
このように、最初の憂鬱な心境からジョーカーになることで、楽しく吹っ切れた心境へ変化するということを階段の上り降りで表しているのではないでしょうか。
ジョーカーになった後に階段から降りながらダンスをする特別映像はこちらでご覧いただけます。
ジョーカーを観た感想はこちらの記事で書いてあります。
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