先日、LCC(格安航空)であるジェットスターを使って成田↔札幌(新千歳)の往復をしてきました。
行きは追加料金のかからないスタンダード・シートで。
帰りもスタンダード・シートの予定でしたが、無料でワンランク上のエクストラ・レッグルーム・シートへ交換が可能になったので、足元の広い座席で帰りました。
当方身長が180cm程度で足の長さも結構ありまして、座席に座った際に窮屈な気がしてならんかったので、実際に乗ってきた感想をお伝えしたいと思います。
結論を申しますと、スタンダード・シートは少し窮屈な座席ではあったものの、前の座席下のスペースに足を伸ばせばなんとかやっていけました。
エクストラ・レッグルーム・シートは、超足元が広くて最高でした。
それでは、ジェットスターの座席について詳しく解説して行きます。
- ジェットスターの座席は高身長でも大丈夫?
- ジェットスターの座席は狭い?
- スタンダード・シートってどう?
- エクストラ・レッグルーム・シートってどう?
目次
ジェットスターの飛行機エアバスA-320
先日、ジェットスターの成田↔新千歳(札幌)の往復で利用した際に、行きも帰りもエアバスA-320に乗ったので、この機体について簡単に説明します。
ジェットスターでは、日本国内線、オーストラリアとニュージーランドの国内線、アジア各国間の国際線でA320型機を運行しています。
座席数は計180席で、通路が一つのタイプの旅客機の中では、最も客室の幅が広くなっているのが特徴です。
座席は横に計6席並んでおり、通路で分断されて、3席ずつで、30列あります。
また、同クラスの旅客機の中で、最も燃費がよく、CO2排出量や騒音レベルも低いので、環境に優しい航空機といわれているんですって。
まあ、そうはいっても言葉だけじゃよくわからないので、こちらが飛行機の写真です。
正面からですが、成田空港第3ターミナルの17番ゲートから撮影しました。
写真でもわかるように、少し小さめの機体です。
ただ、そうはいっても全高は10mを超え、全幅は30mを超えています。
乗車前に近づくとその大きさを感じることが出来ます。
以上でA320型機の紹介を終わりにします。
では、ここからが本題の足元空間についてです。
ジェットスターエアバスA-320の座席(足元空間)
今回紹介するジェットスターA320型機の座席は、基本料金の座席であるスタンダード・シートと追加料金1000円ほどで指定できるエクストラ・レッグルーム・シートの2種類です。
紹介に当たって感想や考察をするのは身長183cmの筆者目線です。
したがって、筆者の身長を考慮して、本記事を参考にしてくだされば幸いです。
では、紹介していきます。
スタンダード・シートは少し窮屈
スタンダード・シートとは通常の座席で、座席指定をしなければだいたいこの席に割り振られます。
そんな、スタンダード・シートの足元空間はというと、こちらの写真の通りです。
筆者の膝が擦るくらい足元空間は狭く感じました。
調べてみると、座席前の空間は29cmらしいです。
言われてみるとそんな感じがします。
そうは言っても実際は、座席に深く腰掛け、足を前方座席下の空間に伸ばせば割と快適な座席でした。
ただ、その為には手荷物を上にある荷物棚に収納した方がいいですね。
なぜかというと、ジェットスターの航空機内のルールで、手荷物は上にある荷物棚に収納するか、前の座席下に置くかしなくてはならないからです。
そのため、前の座席下に足を延ばすと荷物が少々邪魔で仕方ありません。
今回は、成田から新千歳まで約2時間のフライトだったのと、バックから荷物の出し入れをすると考えていたので、上記の写真のように前方座席下にしまっていましたが、結局想像していたよりも荷物の出し入れはしませんでした。
だから、フライト中は終始私の荷物が邪魔でした。
このことから、ジェットスターのスタンダード・シートは足元空間が狭いので、手荷物は上の荷物棚にしまいましょう。
それか、小さめの手荷物にしましょう。
国内の移動であれば短い時間で済みますし、多くの手荷物は要らないかと思います。
エクストラ・レッグルーム・シートは足元パラダイス
エクストラ・レッグルーム・シートとはエクストラなレッグルームのシートのことです。
スタンダード・シートよりも足元のスペースが広い座席なのが特徴です。
このシートに座るにはスタンダード・シートの料金に追加で、1000円程度かかります。
飛行機の座席予約時にエクストラ・レッグルーム・シートを選択すればOKです。
注意点ですが、A320型機では、この席は非常口になるため、「非常口座席の利用条件」を満たさなくてはいけないのと、座席のリクライニングが使用できません。
- 年齢が15歳以上であること
- 非常時に乗務員の指示を理解でき、行動できること(ジェットスター・ジャパン運航便以外においては英語)
- 非常時に介助が必要な同伴者がいないこと
- 恒久的または一時的機能障がい (視覚・聴覚障がい、運動障がい、怪我や加齢などによる筋力または運動の制限、知能障がい、補助犬同伴など)がないこと
- 外部の状況を確認することができ、キャビンクルーの指示に反応できること
- 非常時に重さ15kgの非常口ドアに手が届き、ドアを持ち上げて取り外すことができること*
- 搭乗後、キャビンクルーによる非常口座席の説明を受けること
- 非常時にお手伝いいただけること
- 乳幼児の同伴がないこと
- 延長シートベルトの利用がないこと
- ジェットスター・ジャパン(GK)およびジェットスター航空(JQ)の場合、妊娠28週を超えていないこと*。ジェットスター・アジア航空(3K)およびジェットスター・パシフィック航空(BL)の場合、妊娠中のお客様は非常口座席をご利用いただけません。
- 離着陸の際は、すべての機内持込手荷物は頭上のロッカーに収納していただきます
です。
この利用規約に同意が出来て、座席のリクライニングを犠牲にして、追加料金を支払って、やっと、広々とした足元空間を手に入れることが出来ます。
なかなか厳しい道のりです。
非常口はこんな感じでした。
なんか、いろいろ書いてあります。
これに加え、CAさん直々に非常口について説明を受けました。
そんなこんなで、苦難を超えて、遂に座ることが出来るエクストラ・レッグルーム・シートに座った写真がこちら。
先ほどのスタンダード・シートの2倍以上の余裕があります。
素晴らしい足元空間です。
膝を思いっきり伸ばしてもご覧の通り、余裕があります。
LCCの航空機では夢にまで見た広々とした足元空間です。
感動。
足元の広さで言えば飛行機のビジネスクラスに匹敵するくらいの快適さだと思います。
私のような足の長い人にはもちろんのこと、足の長さで困っていない方も、エクストラ・レッグルーム・シートなら、超快適だと思います。
ジェットスターエアバスA-320の足元空間 まとめ
スタンダード・シートと呼ばれる普通席の足元は窮屈ではありましたが、苦しいほどではありませんでした。
エクストラ・レッグルーム・シートと呼ばれる非常口付近の席は、足元空間が広く、足をのびのびと伸ばせました。
いうならば、快適です。
LCCといえど、エクストラ・レッグルーム・シートのような席は足をぐーーんと伸ばすことが出来たので、満足です。