大学というのは勉強するための場所です。
そのため、過去の私は大学には、講義に積極的に取り組む学生が多いとイメージしていました。
しかし、実際にはイメージと違い、多くの学生は後ろの座席に座り、授業に対して消極的でした。
例えば、ゲームや、おしゃべり、居眠りです。このような状況下では、講義を受けるのに適していません。
そこで、前から後ろまで様々な席を座って検証しました。
その結果、前から5列目の席が講義を集中して受けられる環境であることがわかりました。
まさかの5列目って思うでしょ?
そのまさかなんですよ!!
検証結果をもとに詳しくご紹介します。
目次
大学の座席ごとの特徴
はじめに、大学の講義でどんな大学生がどこに座るかを解説していきます。
前の席
真面目な学生が多くいるのが前の席です。
前の席の特徴は、何と言っても最適な授業環境であることです。周りには人が少ないため、個別塾のように集中して講義を受けられます。
仮に、後ろの座席で騒がしい人がいても、前の席では先生の声もはっきり聞こえ、気にすることもないでしょう。
ただし、先生に近いこともあり、質問されるのが嫌だと感じる方もいるとは思いますが、高い授業料を払って先生と会話をすることができる貴重な機会だと考えればいいのです。
質問に答えられないからと言って怒られることはありません。気持ちを楽にして講義を受ければ大丈夫です。
また、前の席のため黒板やスクリーンが見やすいです。近すぎて見上げることもなく、遠すぎて目を細めることもありません。
快適度 | 先生に指されることが多いですが、周りには人が少なく、真面目に授業に取り組めます。 |
騒音度 | たとへ、後ろの人が騒いでも、前にいるので先生の声がしっかり聞こえます。 |
板書・スクリーンみやすさ | 視界良好。邪魔する人間はほぼ0です。また、小さな文字もしっかり見えます。 |
集中しやすさ | 周りにあるのは椅子と机。邪する人はほとんどいません。集中して授業を受けられます。 |
真ん中の席
授業をほどほどに受ける人が多いのが真ん中の席。
スマホを使用したり、授業と関係のないことをやっていたりする人が多くいます。
また、後ろの席の雑音や周りの雑音が目立つことや、周りに多くの人がいるので気が散りやすいかもしれません。
前の席では、先生に質問されることが多いいですが、真ん中の席は先生との距離が近すぎず遠すぎずの程よい距離です。そのため、質問されることも少なめです。
人の多さですが、真ん中の席には多くの人が集まります。
人がたくさんいるので、小さな音が起こりやすく、その音がストレスに感じることがあります。
黒板やスクリーンは見づらいです。
自分の目の前の席には必ずと言っていいほど、誰かがいます。その人の頭が邪魔で見づらいです。
快適度 | 先生に指されることは少なく、普通です。 |
騒音度 | 人がたくさんいるので、小さな音が重なり少しうるさく感じるかもしれません。 |
板書・スクリーンみやすさ | 前の席に人間がいると、その人の頭が目の位置と被りスクリーンや黒板が見づらいです。 |
集中しやすさ | 周りに人間がたくさんいるので気が散りやすいです。 |
後ろの席
後ろの席の特徴は、黒板やスクリーンが見づらいことや、先生の話が聞こえづらいこと、やる気がなくなる、眠い等の理由から授業に消極的になる人が多くいます。
静かにやることが出来るゲームや睡眠は周りの人への迷惑にもなりにくいのですが、おしゃべりは迷惑になります。
静かな講義中のおしゃべりはとても悪目立ちし、他の人は良く思っていないことが多いです。
そんな、おしゃべりする人も授業1コマ永遠に話しているわけではなく、時間が経つと寝るかスマホ、ゲームをやるか授業を真面目にやりはじめたりするので静かになります。
静かになれば前の席と変わらず、授業を受けるにはいい環境です。
ただし、なんといっても後ろの席は黒板やスクリーンと距離が遠すぎます。
遠すぎるため、小さな文字は見えません。
そのため、双眼鏡やスマホのカメラで撮影して見るようにしてください。
快適度 | 授業を真面目に受けるには向いてはいないが、割り切っているなら快適。 |
騒音度 | こそこそ話程度の音がします。先生の話と被ると何を言っているのかわからないことがよくあります。 |
板書・スクリーンみやすさ | 視線の先には人、人、人。板書やスクリーンは遥か彼方にあります。どうしても、板書・スクリーンを見たいのなら双眼鏡や望遠鏡を持っていきましょう。 |
集中しやすさ | 授業が始まってから一定時間うるさい環境になるかもしれないですが、時間が経つと静かになります。 |
前から5列目が授業を受けるのに最適な理由
先ほど、前の席が授業を受けるときに良い環境だと紹介しましたが、その中でも、前から5列目の席をおすすめする理由をご紹介します。
- 黒板やスクリーンが見やすい
- 声の小さい先生の話を聞き逃さない
- 授業に集中できる
黒板やスクリーンが見やすい
後ろの席だと、黒板やスクリーンが遠すぎて見えづらいため、前の席がいいです。
逆に、一番前の席のように、黒板やスクリーンに近いと、常に見上げる形になり首が疲れる、全体を把握しづらいことで先ほど同様に見えづらくなります。
ですが、5列目になると、黒板やスクリーンとの距離が丁度よくなり、見上げる必要も無く、全体を把握しやすくなります。
また、自分の前に座る人も少ないので、前の人が邪魔で前が見えないなんてことも少ないです。
声の小さい先生の話を聞き逃さない
声がとても小さく何を言っているのかわからない先生がたまにいます。
マイクを使っても、「マイクに声が入らない」なんてことは普通にあり、その授業時間は無駄になってしまいます。もし後ろの席に座っているなら、先生の話は聞き取れず、なにかを話している雰囲気だけがわかることでしょう。
そんな時でも、前の席に座ることで話を聞きやすくなります。
授業に集中できる環境
前の席だと、先生に質問されることが多いです。
しかし、先生の質問に回答できるように頭を働かせ、危機感を感じることで授業に集中して取り組むことが出来ます。眠気防止にもなります。
また、後ろの席で学生が話していたとしても先生の話はよく聞こえ、授業の邪魔にはなりにくいです。
前に座る人は少ないから人気を気にせず授業に取り組めます。
前に座わらなくてもいい講義
ここまで、前に座ることをおすすめしてきましたが、前に座る必要がない講義もあります。
思いついた2つを紹介します。
グループワーク
グループワークをメインとしている授業は、成果物で評価がされることがほとんどです。
そのため席が前だろうが後ろだろうが大した差はありません。
ただし、グループワークだと何人かで固まって座るので、おしゃべりをしがちです。
そのため、先生の話を聞きそびれる、周りの人の話で妨害されることがあります。
コンピューターを使う
コンピューターを主に使う授業もグループワークと同じく成果物を提出して評価になることが多いので、席の位置は関係ありません。
まとめ
今回は、前から後ろと様々な席を座って検証した結果を基に、大学の講義で集中して受けることができる座席について解説しました。
前、真ん中、後ろと座席ごとに座る人の特徴があり、特に5列目は、
- 黒板やスクリーンが見やすい
- 声の小さい先生の話を聞き逃さない
- 授業に集中できる環境
以上3つの観点からおすすめしました。
後ろの席や真ん中で授業を受けていてあまり集中できていないと感じる、周りの騒音が気になっているのでしたら、思い切って前の席に座って授業を受けてみてください。
今まで以上に、講義を集中して受けることが出来るかもしれません。
もし、そうなったらいいね!!いい報告待ってまーす。